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ホドラー展

2015/02/20 Fri 23:01

兵庫県立美術館へホドラー展を見に行きました。

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PART1から7まで、およそ100点の絵画。



PART1は初期の風景画。

こちらは、ちらしやポスターの絵とは全然違って、普通に上手^^;というか、印象派に近いというか、

暗いものもパステル調もあるけれど、ごくごく普通の上手な風景画で、私の好きなタイプの

作品が多かったです。


PART2

「怒れる人」が迫力ある自画像で、私が好きだったのは小さ目の絵なのですが「読書する老人」

ふさふさの白髪やおひげがとても美しい。

「アハシュエロス(永遠のユダヤ人」は「読書する老人」と似た風貌で、しかも隣同士に飾って

あったのですが、こちらは大きなサイズで、近くで見るといまいちな白髪なのですが、

少し離れると迫力ある絵。

わたしはどうしても近寄ってみてしまう癖があって、大きい絵画はやはり離れてみるものですね。

離れてみればそれはそれは髪の毛の流れや筋肉が美しく描かれています。

でも、「読書する老人」の方が好みです。

ほかに「死した農民」や「傷ついた若者」など、横たわる人の姿も印象的でした。


PART3

このあたりから、ホドラーっぽい個性の出た作品が並びます。

オイリュトミー↓

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1人増えてる版^^;↓

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死に向かいゆく老人をリズムある動きで描いた作品。

このついになってそうなタイプが「感情Ⅲ」↓

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男性の老人とは逆方向を向いていて若い女性の4人。

むかって左から二番目の人が、美人っぽい。

さすがにこれも真似したかったけど、場所的に受付のお姉さんの向かいだったり、

人通りがあったり、寒かったりで、断念しました^^;


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ポスターなどになっている「「恍惚とした女」

さすがに、素敵でした。

でも、そのとなりに飾ってあった「「悦ばしき女」(↑左のポストカードの赤い服の後姿の女性の絵)は

「恍惚とした女」よりサイズが大きいこともあって、とてもとてもよかったです。

きれいな後姿。

この時期のホドラーの作品は女性のモデルが皆ある一定の似たポーズをしているのが

面白いです。

そして、みんな比較的細マッチョで貧乳なんだなー。

「感嘆」なんて、女性?みたいな。そしてわたしにはどうしてこんなタイトルなのかも

よくわからなかったのですが。

決して官能的ではなく、でも逆に生々しさがすごい。

美しい、とか、きれいではなく、生きてるって感じの肉体のようでした。


PART4

アルプスの風景画

初期の風景画とは全く異なる、個性的な風景画。

二枚目の画像「会場入り口」の絵が確か「トゥーン湖とニーセン山」だったと思うのですが

(違ったらごめんなさい)近くで見たときは全然好きじゃなかったのですが、何mも

離れてみると、すーっごくきれい。

ほかの絵画もざっくり描かれてる感じだったり、やや漫画チック、ロゴチック(これが

リズムというものかしら)なものもあるけれど、かなり独特な絵が多かったです。


PART5

壁画装飾。

こちらは「全員一致」の絵がすてき。

でもなによりも、下絵?構図?のほうがきっちり描かれたものより

動きがあってよかったなー。


PART6

これも大作の「無限へのまなざし」という女性4人を描いたもの。

よく描けているのでしょうが、やはり「オイリュトミー」や「感情Ⅲ」のほうが

ステキかなあ。


PART7

さらに遠くから見ないと白鳥とはわかりにくい「白鳥のいるレマン湖とモンブラン」(左下ポストカード)が

素敵。

晩年の作品でさらにタッチがざっくり感半端ないので、近くからみたら一筆書きの波線なのですが、

遠くから見ると、それはほんとに白鳥だし、もの悲しくも感じるし、すばらしい絵なんですね。

ポストカードのあて名など書く方の中央にこの白鳥のシルエット使われてますね。

本当に遠くからみるべき絵です。

そして、晩年のホドラーの20歳年下の恋人との私生活がまた、ドラマチックで、

とても情熱的な言葉を残している上、出産後、癌で恋人の方が先に亡くなってしまうのです!

もともとモデルをされていた女性らしいのですが、死にゆく姿まで描かれているのが、

やはり芸術家というところなのでしょうか……。



とりあえず、すっごく堪能してきましたよー。

Cさん、チケット送ってくれてありがとう~♪

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